- 同棲生活のデメリットばかり聞いて不安…
- 実際に同棲しているカップルの意見がネット上に少なくて分からない
- 同棲生活がうまく行っておらずうまくいく方法が知りたい
同棲生活には、メリットと同じくらいのデメリットが存在します。デメリットを理解せずに同棲生活をスタートさせると、同棲生活が失敗に終わるだけではなく、カップルの仲まで悪化してしまいます。
この記事では、結婚前に同棲生活をするメリットとデメリットを紹介するとともに、デメリットを踏まえた同棲生活の成功のための7つの秘訣を紹介します。
君と一緒にいれるならデメリットなんて気にならないよ!
デメリットも理解しないと私たちの仲まで悪くなってしまうよ
当サイトでは、同棲カップルの”幸せと節約の黄金比”の見つけ方について発信しています。
幸福度を落とすことなく節約ライフを送る助けになれば幸いです!
結婚前に同棲する3つのメリット
結婚前に同棲する3つのメリットと、それに伴って起こる効果を紹介します。同棲を検討しているカップルは参考にしてください。
同棲するメリットを見て即決するのは禁物です。同棲開始におすすめのタイミングについても解説しているので、そちらの記事も読んでみてください。
同棲開始にベストなタイミングについてはこちら
同棲前の準備のすべてについてはこちら
- 生活費の負担が少なくなる
- 協力して生活することができる
- 一緒に過ごす時間が長くなる
生活費の負担が少なくなる
2人の共同生活と、1人暮らしでは一人当たりの金銭的負担が違います。
ひとり暮らしの場合と同棲の場合の生活費のシミュレーションを行ったところ、少なくとも一人当たり月3万以上もの費用を削減できることが分かりました。
同棲生活で楽しく節約できます!
1人当たりの生活費の負担は3万円以上小さくなる
総務省統計局の2022年度の「1世帯当たり1か月間の収入と支出(単身世帯)」によると単身世帯の1か月間の消費支出は、165,796円でした。対して、2022年度の「世帯人員別1世帯当たり1か月間の収入と支出」によれば、2人世帯の消費支出は、255,318円(1人当たり127,659円)でした。
2つのデータとも就労状況関係なく、単身世帯と2人世帯の全体数の統計データを引用しているのであくまで目安ではありますが、1人暮らしと2人暮らしでは1人当たりの生活費の負担額に差があることが分かります。
固定費が安くなる
2人で住んでいても、家賃や光熱費の固定費は、1人暮らしの倍の金額にはなりません。
家賃は、主に部屋の広さによって金額が決まりますが、キッチンやバス・トイレなどは共同で使うため、各々が1人暮らしするよりも圧倒的に安く済むことができます。
ガスや水道、電気代などの光熱費は、共同で使用するので使用量が2倍になるわけではありません。そのため1人当たりの負担額が小さくなります。
まとめ買いをすることができる
食材や生活用品は多くの場合、大容量のものを購入するほうが単価が下がります。1人暮らしだと、一度に大量の食材を購入しても腐らせてしまうことが多く無駄にしてしまいます。
2人暮らしをすることで、まとめ買いをすることができコストを削減することが可能です。
一人だと大量購入できない…
協力して節約することができる
直接コスト削減には関係ありませんが、2人で協力して節約生活を送ることで、節約意識を保つことができます。
1人暮らしだと、どうしても怠けてしまうことがあるので、パートナーの目によってお互いに監視してもらいましょう。
しかし、節約生活の強要は厳禁です。カップルの破局理由の多くは、価値観の違いが原因です。
協力して生活することができる
協力して共同生活を行うことで、1人1人の負担を小さくすることができます。お互いが手を取り合って協力することで、絆も深まります。
一緒に住むと助け合う機会が増えます!
効率的にタスクを分担できる
洗濯や料理など、様々な家事を協力して行うことで、1人1人の家事の負担は小さくすることができます。
また、お互いの得意不得意に合わせて家事の分担をすることで、さらに効率的に家事をこなすことができます。
経済的に支えることができる
共働きカップルの場合、パートナーが病気やけがで一時的に働けなくなった場合も、収入が0にはなりません。1人暮らしの場合、収入が完全に断たれとても不安な思いをすることになりますが同棲カップルは少し安心です。
病気やけがで働けなくなり、収入が途絶えたときへの備えの資金を生活防衛資金といいます。いざというときのために生活防衛資金を用意しておきましょう。
感情的に支え合うことができる
一緒に住んでいれば、パートナーが辛い思いや悲しい思いをしたときに、一番近くで支えることができます。
喜びや悩みを共有し、お互いに支え合うことで、強固なパートナーシップを築くことができます。
一緒に過ごす時間が長くなる
同棲カップルの多くは、一緒に過ごす時間を増やしたくて同棲を開始します。好きな人と同じ家で生活することで、精神的な安心感と幸福感を得ることができます。
毎日夜ご飯を一緒に食べるのが楽しい!
お互いの価値観の擦り合わせができる
カップルの破局の多くは、価値観の違いから引き起ります。お互いの価値観を確認することはできますが、実際に一緒に生活することでさらに深く理解することができます。
また、価値観の違いで揉めやすいのはお金についての価値観です。お金のルールを設定して生活してみて、都度コミュニケーションを取って調整しましょう。
お互いのライフスタイルを確認できる
実際の生活スタイルは、一緒に住んでみなければ不透明なものが多いです。夫婦の離婚理由に「ライフスタイルの違い」が多く挙がります。
結婚前に同棲生活を行うことで結婚前にお互いのライフスタイルの違いを確認することができます。
結婚前に同棲する3つのデメリット
結婚前同棲のデメリットを紹介します。同棲しようか迷っているカップルは参考にしてください。
同棲生活のデメリットは、対策を取ることができます。当記事の後半で、同棲生活を円滑に送る7つの秘訣を紹介しているので参考にしてください。
- 個人の時間が少なくなる
- 別れるときのリスクが大きい
- 結婚のタイミングを失う
個人の時間が少なくなる
同棲生活をするとどうしても一人で過ごす時間が短くなってしまいます。それが原因で、ストレスを溜めたり疲労を溜めたりする場合があります。
個人の時間と2人の時間のバランスについての価値観を話し合う必要があります。
ストレスや疲労が溜まることがある
個人の時間が少なくなると、ストレスが蓄積されたり身体的・精神的な疲労が蓄積されたりします。
趣味や興味を追及できない
同棲によりパートナーと常に一緒にいるようになると、個人の趣味や興味を追及する時間が制約され、自己成長や個性の発展が妨げられることがあります。
たまにはゲームもしたい…
人間関係に偏りが起こる
同棲生活では、ほとんどの時間をパートナーと過ごすことになり、友人や家族との時間が減ってしまう場合があります。
いくらパートナーを独り占めしたくても、友人や家族との時間も大切です。どれほどの時間を家族と過ごし、どれほどの時間を友人と過ごすかについての価値観を尊重しましょう。
別れる時のリスクが大きい
同棲前に考えるカップルは少ないと思いますが、同棲生活を始めると破局した際のリスクが大きいです。
耳をふさぎたくなる話です…
共有資産の分割が複雑になる
同棲生活を行うと、共通口座のお金や2人で購入した家具などの財産の分割が大変になります。
わたしたちは、共通でかかる生活費以外の財産共有はしないことで、2人の財産を独立させています。お金のルールについては、同棲前に決めました。
住居の問題が大きい
共同で借りたアパートにどちらが引き続き住むかといった住居の問題が発生し、解決が難しいです。多くのケースで、2人用の広さや設備の住居を契約しているので、1人で住むには家賃が高すぎる場合がほとんどです。
また、アパートを途中解約すると、余分な費用が発生してしまう問題もあります。
結婚のタイミングを失う
同棲カップルでよく聞く悩みの1つに、結婚のタイミングを失うというものがあります。すでに一緒に生活することができており、結婚しても生活が変わらないと感じることが主な原因です。
共同生活の新鮮さが失われる
同棲生活の中で、日常生活が安定して共同生活の新鮮さが失われてしまいます。クリスマスや誕生日などの特別なイベントについても、同棲中と結婚後で状況がほとんど変わりません。
結婚するメリットが小さくなる
同棲カップルから夫婦になることで生じるメリットはあまり多くありません。むしろデメリットを考えて、結婚しないことを選択するカップルもいます。
現実に、国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査によると、2021年時点の「結婚してから5年~9年経過した時点で子供がいない夫婦」の割合は、12.3%となっております。
結婚する理由の多くに、子供の存在が大きく関わっていることが読み取れます。
同棲生活を円滑に進めるための7つの秘訣
同棲生活のメリットとデメリットを理解することで、同棲生活を成功させるコツが見えてきます。この章では、同棲生活を円滑に進めるための7つの秘訣を紹介します。
- 同棲開始のタイミングを見極める
- パートナーをリスペクトする
- お金のルールを定める
- オープンで率直なコミュニケーションを取る
- 公平で明確な役割分担をする
- お互いのプライバシーを尊重する
- 共通の目標を決める
秘訣1: 同棲開始のタイミングを見極める
豊かな同棲生活を送るには、最初が肝心です。適切なタイミングを見極めてより良いスタートダッシュを決めましょう。
ここでは簡単に、同棲を考えるカップルにおすすめしない同棲開始タイミングを紹介します。同棲に適さない状態で開始しても、うまくいかないどころか2人の仲が悪化してしまう可能性が高いです。
- 交際期間1年未満
- 結婚の意思がない場合
- 経済的に不安定な場合
- どちらかが学生の場合
お金は本当に大切。期間を決めて早いうちから貯金をしよう!
秘訣2: パートナーをリスペクトする
カップルの仲を円滑にするには、パートナーをリスペクトすることが大切です。実は、同棲生活を円滑に進めるための秘訣のすべては、パートナーをリスペクトをすることから始まります。
お互いに感謝の気持ちを忘れない
同棲生活を協力して送るなかで、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。どんな小さなことでも感謝をし、行動でお返しすることが大切です。
大切なのは、行動で返すことです。パートナーがしてくれたことに対して感謝を示すことで、見えない家事の分担さえ行えます。
感謝を口だけでは済まさないようにしよう!
2人の約束やルールを守る
約束やルールを守ることは、相手へのリスペクトの表れです。約束を破ったり、遅刻が続いたりすると信頼を損なうことになります。一度失った信頼を取り戻すことはとても難しいです。
パートナーへのリスペクトを忘れないことで、おのずと約束やルールを守ることができます。
秘訣3: お金のルールを定める
同棲カップルの揉め事の多くは価値観の違いから起こります。中でも、お金の価値観の違いは、トラブルになりやすいです。
お金の価値観をすり合わせるために、きちんと話し合ってお金のルールを定めましょう。当サイトでは、同棲カップルが揉めないためのたった4つのルールについて紹介しています。
- 財産は共有しない
- 共通の出費は公平な分担をする
- 予算内で生活する
- 貯金スタイルは自由
考えたくないことだからこそルール化することが大切!
秘訣4: オープンで率直なコミュニケーションを取る
パートナーといくら分かり合っているつもりでも、自分自身ではありません。コミュニケーションを取らなければ伝わらないことのほうが多いでしょう。
日ごろから、要望があれば気軽に伝えることのできる環境づくりが大切です。コミュニケーションは、同棲生活を円滑に進める秘訣のすべてに密接に関わる柱となるものです。コミュニケーションの基本を押さえてより良い同棲ライフを送りましょう。
- コミュニケーションの要はホウレンソウ
- 気持ちは言葉にする
- 関わらないこともコミュニケーション
- 要望は必ず伝え、意見は尊重する
毎日の夕食時などにコミュニケーションの機会を設けよう!
秘訣5: 公平で明確な役割分担をする
同棲生活を円滑に送るためには、公平で明確な役割分担が不可欠です。どちらか一方に仕事が集中すると、不満やストレスが溜まっていき、豊かな共同生活を送ることが難しくなります。
どちらかに負担が偏ると不満が溜まっていきます。
コミュニケーションを通した役割分担をする
お互いが納得できる形での役割分担を決めるには、コミュニケーションが欠かせません。それぞれの得意なことや好きなことを踏まえて、家事やその他タスクの役割を考えましょう。
都度コミュニケーションを通すことで、時には役割を変わってもらったり、軽減してもらったりすることで生活のストレスを限りなく下げることができます。
柔軟性をもって調整をする
役割分担のルールを決めたからといって、役割を完全に固定すると生活スタイルに対応することができません。生活リズムや仕事の都合によって、役割分担を柔軟に変更しましょう。
役割分担に柔軟性を持たせるには、前述した相手へのリスペクトを忘れないことやオープンで率直なコミュニケーションを取ることが重要になります。
今日は帰りが遅いから夕ご飯の準備お願いします!
家事の見える化を行う
家事の分担を行うには、家事全体を把握しなければなりません。しかし、実際にやらなければいけない家事は無限に存在し、その境界ははっきりしていません。
例えば、一般的な”料理”は食事を作ることをイメージしますよね。しかし、実際に”料理”を行うには、献立を考え、食材の買い出しに行き、調理をし、調理器具や食器の片づけをする。これらを行う必要があります。
家事の見える化とは、目に見えない家事の存在をはっきりとさせることです。家事の仕事量を明確にし、2人の役割分担を公平に行うために必要な作業となります。
公平な分担だと思っているのは自分だけかも…
完璧を求めすぎない
日々の家事は完璧に行う必要はありません。毎日の家事は少しずつ手を抜いて及第点を目指し、要所要所で本気で取り組んでカバーするのもOKです。
綺麗好きを自称して、相手に完璧を求める人がいますが、本物の綺麗好きは自分で掃除をします。相手に文句ばかり言われる場合、役割分担が最適化されていない可能性があるため再調整が必要です。
平日はロボット掃除機におまかせ!
秘訣6: お互いのプライバシーを尊重する
同棲生活を行うことで、2人で過ごす時間は格段に増えることになります。2人の仲を深める有意義な時間となりますが、常に同じ空間で過ごすことはストレスの原因にもなります。
ここでは、同棲生活を円滑に送るためのプライバシーを守るべき場面を挙げます。
入るときはノックをお願いします!
1日に一度は個人の時間をつくる
1日に一度でも個人の時間をつくりましょう。仲のいいカップルでも、常に一緒の空間にいると疲れてしまいます。自分の家で体や心が休まなければ、ストレスが溜まってしまいます。
おすすめの個人の時間の確保方法は、お風呂です。毎日湯舟に1人で浸かることで、リラックスした時間を過ごすことができます。
個人の部屋を設けることが理想
個人の空間をつくるには、個人の部屋をつくることが最適です。資金に余裕がある場合、2DK以上のアパートを借りることをおすすめします。
1LDKでも、工夫することで個人の空間をつくることは可能です。
家族や友人との交流を尊重する
家族や友人との交流も大切です。パートナーを独り占めにせず、自分以外との交流も尊重しましょう。
しかし、2人で住んでいる家なので、頻繁に家に招くのは注意が必要です。自分の家にあまり人を招きたくない人も多く、パートナーの家族や友人は気を使う存在であり、頻繁に家に来るのはとてもストレスが溜まります。
毎週招くのはやめて…
秘訣7: 共通の目標を決める
共同生活の中で、共通の目標を決めておくことで絆が深まり、お互いの理解も深まり協力し合う基盤を築くことができます。一体感が生まれ同棲生活を円滑に送ることができます。
結婚について具体的に話し合っておく
同棲生活で一番難しい問題は、結婚のタイミングです。結婚についてお互いの意見を知っておかなければ、同棲生活中の意識に差が出てしまいます。
具体的に同棲生活の期間を定めることが一番確実です。具体的な期間を決めて、結婚をするかどうかを決めましょう。
また、結婚式をしたいかどうかの確認も重要です。結婚情報総合サイト「ゼクシィ」によると結婚式にかかる平均費用は303万8000円となっています。莫大な費用となるので、早いうちからの貯金が必要となります。
結婚式の代わりに新婚旅行を張り切りたい!
貯金額の具体的な目標を決める
共通の目標を決めると同時に、具体的な金額も設定しましょう。結婚式を行う場合は、数百万円、マイホームが目標の場合、数千万円は必要になってきます。
このサイトでは同棲カップルに向けた、幸福度を落とさない節約方法を発信しています。共通の目標が決まれば、他の記事を参考にして幸せな節約生活を実践してみてください。
まとめ
わたしたちは、“同棲生活を円滑に進めるための7つの秘訣”を実践することで、毎日楽しく同棲生活を送っています。この記事で伝えたい大事な内容をもう一度まとめます。
- 同棲生活で幸せに節約することができる
- 同棲には2人の仲を悪化させるリスクもある
- 同棲開始のタイミングは慎重に決める
- お互いを尊重することがうまくいく秘訣
- 率直なコミュニケーションを取ることのできる環境作りをしよう
同棲生活を始めるために行うべき準備のすべてをまとめた記事もあります。同棲生活に失敗しないために、ぜひ参考にしてください。
\同棲前の準備のすべてはこちら/
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