- パートナーとお金の価値観が少しだけ合わない…
- 同棲生活の中で節約を頑張りたい
- 毎月の煩わしいお金のやり取りを簡単にしたい
同棲カップルの揉めごとの多くは、価値観の違いから起こります。この記事では、価値観の違いの中で最も揉めやすいお金の価値観をすり合わせるための4つのルールをご紹介します。お金の管理方法や生活費の折半方法をルール化して、揉めごとを未然に防ぎましょう。
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お金のルールは同棲開始前に決める
同棲カップルにお金のルールは必要です。ウェブマーケティングが行ったアンケート結果によるとカップルの破局理由の多くは「価値観の違い」です。生まれ育った環境が違うため、初めて生活を共にする同棲カップルは、価値観の違いからぶつかってしまう機会が多くなってしまいます。
お金のルールは、同棲を開始する前に決めましょう。同棲開始前に話し合って、ルールを決めることで価値観のすり合わせを行うことができます。
参考)【恋人と別れた理由ランキング】男女495人アンケート調査
お金についての価値観を共有する
お金のルールを設定するために、お互いのお金に関する価値観を共有しましょう。譲れるところと譲れないところを共有しておくと、価値観のすり合わせを行うことができます。
- 目標と貯金スタイル
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月にどれくらい貯金したいか、なにを目標とするかを確認しましょう。
- 予算の優先順位
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どの項目に月々の予算の比重を置きたいか確認しましょう。
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節約意識と、なにが無駄遣いにあたるかを確認しておきましょう。
お金のルールの設定の参考になるため価値観の共有は必須です。
初期費用の予算をリストアップする
同棲生活の初期費用には、だいたい100万円かかります。余裕をもって貯金をするために同棲生活の初期費用の予算は、前もって設定しましょう。わたしたちは、だいたい1年前に購入品をリストアップしました。
初期費用の予算設定には、支出優先度の設定が不可欠です。カップルごとにオリジナルの支出優先度を設定して、効率的な予算配分を行いましょう。効率的な予算配分を行えば、100万円を用意せずとも豊かな同棲制圧を送ることができます。
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揉めないための4つのお金のルール
同棲カップルがお金を理由に喧嘩しないためのお金のルールを4つ紹介します。たった4つのルールを定めて豊かな同棲節約ライフを送りましょう。
わたしたちは、2人とも働いており大きな収入差はありません。また、2人とも実家暮らしから同棲開始しており、家具・家電を1から揃えました。
ルール1: 財産共有はしない
同棲カップルが財産を共有することはおすすめしません。お金の使い方について自分で考え、自分で管理することでお金に関するトラブルを未然に防ぐことができます。
わたしたちは、カップル貯金のようなものはなく、月々の生活費の支払いのために決まった額だけ共同口座に振り込んでいます。
個人の出費は分担しない
個人の支出を分担しないことで、遠慮せずにほしいものを購入することができます。これは、価値観のすり合わせに有効です。
わたしたちは、2人とも個人の車を所有していますが、車の維持費や保険料などは各々で負担しています。また、スマートフォンの通信費や、個人部屋に置く家具・家電に至るまで、個人の支出としています。
ルール2: 共通の出費は公平な分担をする
共通の出費は分担しています。食費や光熱費、家賃などが該当します。それらの出費の分担は公平になるようなルールを定めましょう。
わたしたちは、わたしの就職に合わせて同棲を開始したため、準備期間と同棲生活期間で、収入の状況が違いました。そのため初期費用と月々の生活費の分担方法で分担方法が異なっています。
初期費用は完全折半
わたしたちは、お互い実家暮らしから同棲開始しました。同棲開始1年前に2人で100万円用意することを決めました。
わたしは学生で、彼女は社会人でしたが準備期間が1年間あるため、1人50万円ずつの完全折半することに決めました。予算を1年前に決めたことで、余裕をもって貯金することができました。
収入差がある場合、どちらが片方が初期費用のすべてを負担するケースがあると思いますが、あまりおすすめしません。生活費も片方がすべて負担しなければならない場合、いつか不満が爆発するのが現実です。
生活費は収入の割合に応じて分担
公平な共同生活を送るために、生活費については2人の手取り収入の割合に応じて分担することにしました。
Excelで毎月の生活費の予算を管理しており、2人の手取り収入を記入することで、自動でそれぞれが負担する生活費を算出してくれます。
共同口座で生活費を管理する
財産共有は推奨していませんが、生活費については共同口座にて管理するのがおすすめです。共同口座で管理することで、煩わしいお金のやりとりを極限まで減らすことができます。
共同口座におすすめの銀行口座はネット銀行です。振込手数料が一定数無料であったり、入出金が無料だったりします。毎月生活費のやり取りを行うので、無料であるネット銀行がおすすめです。
わたしたちは、NEOBANK 住信SBIネット銀行を共同口座に設定しています。定額自動振込サービスによって毎月自動送金することで、お金のやり取りを自動化しています。
ルール3: 予算内で生活する
月々の生活費の予算は守りましょう。あらかじめ決めている予算を守ることで、生活を安定させることができます。
現実的な予算を設定する
月々の生活費の予算は、守れる範囲で設定しましょう。予算を守るために、我慢をしていては心身に悪影響が出てしまいます。実際に生活してみて、無理のない範囲の予算を設定することをおすすめします。
生命保険や自動車保険など、自分で決めるには難しい場合は、お金のプロに相談するのがおすすめです。
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家計簿をつける
予算を守れているかどうかは、家計簿をつけなければ把握することはできません。月々のの出費に関しては、家計簿をつけましょう。
家計簿をノートにつけると、大変で継続することができないので、家計簿アプリを使うことをおすすめします。家計簿アプリは、口座やクレジットカードの紐づけを行うことで、自動で記録してくれます。また、現金支払いに関しても、レシートの撮影のみで記録できる機能の付いているものがほとんどです。
定期的に予算を見直す
最初に決めた予算を守り続けることは難しいです。例えば、電気代やガス代が値上げしたときは、予算の見直しを行うべきです。料金そのものが上がってしまうと、同じ予算で同じ生活を送ることができなくなってしまいます。
反対に、予算を抑えることもできます。例えば、最初は毎月の食費を3万円に設定したとしても、料理スキルの向上や、必要な食事量の把握を行うことができれば、食費の予算を小さくすることができます。
ルール4: 貯金スタイルは基本的に自由
個人の貯金額や、貯金方法については基本的に自由にしています。お金の使い方を個人に委ねることで、お金が自由に使えないストレスからはある程度解放されます。
節約生活の押しつけは、共同生活の揉めごとの火種になります。
生活防衛資金の確保は必要
生活防衛資金は、職を失ったり怪我や病気をしたりして、収入が滞っても生活できるように確保しておく備えのお金のことです。
貯金スタイルは自由ですが、生活防衛資金として生活費の3か月~6か月分以上の確保は必要です。同棲カップルの場合、パートナーの収入が滞ってもカバーできるため、最低限の生活防衛資金でも十分です。
貯金は先取り貯蓄がおすすめ
貯金するのであれば先取り貯蓄がおすすめです。毎月給料が入ったあと、使う前に一定額だけ貯蓄用口座に移動する方法です。
毎月残った額を貯金する方法もありますが、そもそも月末にお金が残りませんし、その方法だと毎月の貯金額が不安定です。毎月手取り額の10%からの先取貯蓄を始めましょう。
ルールを決めることで、自分の欲望関係なく毎月安定した貯金をすることができます。
まとめ
この記事では、同棲カップルが揉めないために定めるべき4つのお金のルールをご紹介しました。おさらいしましょう。
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- お金のトラブルを未然に防ぐことができる
- 個人の支出を分担しないことで、好きなようにお金の使い方を決めることができる
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- お互いが公平だと思う方法で分担する
- 収入差がある場合は収入の割合に応じて分担する
- 生活費の管理は共同口座で管理する
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- 守ることができる範囲で予算を設定する
- 家計簿をつけて予算と支出を管理する
- 物価や環境に合わせて定期的に予算を見直す
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- 節約の押しつけは厳禁
- 生活費の3か月~6か月分の生活防衛資金の確保はする
- 先取貯蓄で貯金をシステム化する
節約生活は最初が肝心です。同棲生活の初期費用をお得に抑える5つの秘訣を解説した記事もあります。ぜひ参考にしてください。
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